岸和田のだんじりと日根神社の御朱印帳と安眠効果について写真付きで解説!

岸和田のだんじりと日根神社の御朱印帳と安眠効果について写真付きで解説!おすすめ観光地 関西編

9月の半ばは、岸和田はだんじり祭りでにぎやかになります。勇壮なだんじりと、泉佐野市の、安眠にご利益のある日根神社に行ってきましたので、ぜひ参考にして下さいね。

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日根神社は泉佐野市にある

日根神社は泉佐野市にある古い歴史を持つ神社です。

創建はいくつか伝承があるようで、神武天皇の戦勝祈願が始まりだとか、神功皇后が朝鮮との戦で助力してくれた神を祀ったのが始まりだともいわれています。

御祭神は鵜葺草葺不合尊(ウガヤフキアエズノミコト)と玉依比売命(タマヨリヒメノミコト)です。五瀬命(イツセノミコト)、若御毛沼命(ワカミケヌノミコト 神武天皇)などです。奈良時代716年に、河内国から和泉国が分かれた際に日根神社が和泉五社の一つになりました。

鎌倉時代には日根野は九条家の荘園になり、日根神社は大井関大明神と呼ばれるようになります。戦国時代には豊臣秀吉の紀州攻めの際に兵火により炎上しますが、後に秀頼によって再建されます。

日根神社にはまくら祭とよばれる春の祭礼があります。幟(のぼり)の竿に色とりどりの枕をつけて音頭をとりながら長滝から船岡山まで渡御する形態だそうです。

この枕をつける由来については、諸説あり兵糧米を入れる袋を意味するとか、土嚢を形どったものだとか、若嫁の子宝・娘の良縁を願い奉納したとか、病疫の流行を防ぐために若嫁が枕を奉納したなどあるそう。

それで、安眠にもご利益があるといわれているのかもしれません。

石造りの一の鳥居です。古い狛犬が鎮座しています。

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二の鳥居は朱塗りです。

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三の鳥居。かなり長い参道でしたが、桜の木なので桜の時期に来るととても美しいと思います。

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大木が根っこからなぎ倒されていました。いかに、台風が強い勢力だったかが容易に想像できます。

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本殿に向かう途中に、隣接する慈眼院の姥桜が左手にあります。府指定の天然記念物で姥桜には台風の被害はなかったようでした。

この日は戌の日だったので、安産の祈願をしていただいている家族連れがいました。こちらの神社は安眠のほか、縁結び・子授けにもご利益があるそうです。

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本殿はこの後ろにありますが、府指定の文化財で1600年の改築です。

豊臣秀頼が吉田半左衛門を奉行として、社殿を再興しました。それが現在の本殿です。春日造りの檜皮葺で正面の向拝は唐破風、彫物は極彩色を施した桃山時代の様式が随所に見られました。狛犬もかなり古い年代のものらしく、歴史の重みを感じます。

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どの灯篭かはわかりませんが、社殿を修造した吉田半左衛門が寄進した『慶長の石灯篭』があります。

大井関正一位大明神

泉州日根郡日根野村

慶長五年庚子三月吉日

敬白奉寄進尾州住人吉田半左衛門

と、刻まれているそうです。

 

御朱印をいただきに行く途中、三の鳥居に木が倒れかかっていました。すさまじい台風の痕跡です。

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社務所に行くと、女性の神官さんが対応してくださいました。御朱印を描いていただいている間、お守りを眺めていたら、『枕守り』という枕の形のお守りがありました。珍しいお守りです。安眠枕カバーもありました。不眠症には心強そうなお守りです。

御朱印をいただき、台風の影響について尋ねたら、台風の被害は神社の建物にはなかったようで、そのかわり倒木や枝が折れたりひどかったようです。境内の西側に公園があり桜の名所で有名らしいですが、台風の被害が出ているみたいでひどい状態でまだ手をつけていないとおっしゃっていました。

日根神社の御朱印です。

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社務所を出て、比売神社に参拝しました。

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この後ろの本殿も府指定の文化財です。

日根神社本殿と同じく春日造りの檜皮葺。

彫刻は桃山時代の様式です。

 

 

岸和田のだんじり祭り

 

日根神社を出て、岸和田駅に到着すると、地車が出ており人がたくさん集まって熱気がありました。

地車は数トンの重さがあり、屋根上の大工方がうちわで曳き手に指示を出し、曳き手は「ソーリャ、ソーリャ」の掛け声とともに地車を力強く曳きます。

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軽やかに大工方は屋根上を飛び回ります。この日は小雨だったのですが、滑らないかヒヤヒヤしてみてしまいました。地車の花形です。この方は、蝶のように華麗に飛び回っていて、素敵でした。

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そろいの法被で威勢良く、かっこいいです。幟も立派です。

だんじりに上がれるのは男性だけです。だんじりに使われる木材は欅(けやき)で、欅には女神が宿るとされています。曳き手は若い男性がほとんどで、10代くらいの女性も曳くことができます。成人女性はあまり曳き手にいませんでした。女性はサポートにまわることが多いそうです。それに一日中、だんじりを曳いて走るので、10代から20代の若い男性が曳き手に多かったです。みなさん、威勢がよくて凛々しいです。

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だんじり祭の起源は、1703年に五穀豊穣を祈願したことである説や、疫病退散の祭りとして始まった説などあります。

少なくとも300年の歴史があるお祭りです。

岸和田出身の男性はだんじり祭りが近づくと血が騒ぐそうです。私が以前いた職場に岸和田出身の男性がいましたが、今のように9月の3連休でなく平日に祭りが行われていた時は、休暇を毎年取得していました。岸和田の男はだんじり曳いてなんぼや、と話してました。それくらい地元の人たちに愛された祭りだということがわかります。

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こんなちびっ子の頃から法被を着てだんじりを見てれば血が騒ぎますよね。ある意味、だんじりの英才教育といったところでしょうか。

 

和太鼓、鉦、篠笛の奏者がだんじりに乗り込み、お囃子を奏でます。けっこうな速度で疾走するので、見てるこちらがハラハラします。このお囃子が祭りを盛り上げてくれます。こんなちびっ子の頃から法被を着てだんじりを見てれば血が騒ぎますよね。ある意味、だんじりの英才教育といったところでしょうか。

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昼は大工方の屋根上での飛び回る姿やだんじりの疾走で勇壮でにぎやかですが、夜は打って変わり幻想的になります。

提灯に灯りが入り、昼と違い疾走しません。しっとりした感じです。近くで地車の彫刻などをじっくり見たいなら夜の部がいいと思います。昼が男性的なら、夜は女性的といった印象でした。

 

まとめ

泉州は、今までガラが悪いイメージでしたが、今回の旅ではそのイメージが薄れました。

今年の大阪は地震と台風に見舞われましたが、明るくたくましい姿に、元気をいただきました。街中には、ブルーシートで屋根や外壁などを覆う光景もたくさん見られました。一日も早い復興を願って泉州の旅を終えました。

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