出雲大社の正しいお参りの仕方!実は他の神社と違いが・・・

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出雲大社といえば、大きなしめ縄で有名な島根県を代表する観光スポット。縁結びや開運の神様として知られています。

 

主祭神は国譲り神話で有名な、大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)です

 

最寄り駅は一畑電車大社線「出雲大社前」駅で、ここから徒歩約10分。JR出雲市駅から一畑バスで「正門前」か「出雲大社神社」バス停下車徒歩約1分で到着できます。

 

実は出雲大社、いろんなものが「あべこべ」だと言われています。今回はこの出雲大社にまつわる謎と見どころをご紹介していきましょう!

 

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出雲大社はどこがユニーク?

 

出雲大社で最も有名なのは11月でしょうか?

 

全国どこでも11月は「神無月(かんなづき)」というのに、出雲大社は「神在月(かみありづき)」です。

 

日本中の神様がここ、出雲に集まって来年のことを会議するからといわれてますよね。

 

そしてあの大きなしめ縄!

このしめ縄もいろんな神社に飾られているものとはちょっと違うんです。実はあのねじねじと縒られている方向が出雲だけ逆

 

この他にもいろいろ出雲だけの慣習があるのですが、難しい話はさておいて、出雲大社の見どころポイントを紹介していきましょう。

 

ご利益多しの正式参拝ルートをたどろう

バスツアーなどで出雲大社を訪れると、駐車場からそのまま正殿に向かってしまいます。

 

でも、本来はコンクリート製の一の鳥居「宇迦橋の大鳥居」から、木製の二の鳥居「勢溜(せいだまり)」をくぐり、参道を進むのが正式なルートです。

鳥居をくぐり、参道をそのまままっすぐ進みます。途中、右手に「祓社(はらいのやしろ)」がありますので、まずはここで「2礼4拍手1礼」でお参りしましょう。

 

通常の神社は「2礼2拍手1礼」です。でも出雲大社は2拍多い2礼4拍手1礼」。これもユニークなところです。

 

さらにそのまま松林の中をすすみます。神様が通る真ん中は避けて、左側か右側の端っこを歩くのが作法です。

 

境内の手前に着くと、主祭神である大国主命と兎(因幡の白兎)の像があります。その反対側に手水場があるので、ここでお清めした後、4番目の鳥居をくぐり境内へ進みましょう。

 

 

巨大三本柱が支えた本殿とは?謎めくかつての出雲大社の姿

大きなしめ縄が下がっている拝殿にまずはお参り。もちろん「2礼4拍手1礼」です。

御本殿は「八足門(やつあしもん)」と呼ばれる重要文化財の中にあるのですが、特別の日(正月の三が日など)や特別ご祈祷以外は入れません。ですから、お参りはその前まで。

 

八足門の前にある床にもご注目。大きな円が描かれ、その中にさらに三つの円が描かれています。

 

この円は、かつてここに建てられていた巨大柱の太さを現したもの。1本の太さが1m35㎝もあり、これを3本に束ねた状態で本殿を支えていたことが、発掘によりわかりました。

 

この円が描かれている下に、巨大柱が眠っていたということを示しています。

 

出雲大社境内を発掘した際に出現した遺跡の模型や出土品については、「古代出雲歴史博物館」で見ることができますよ!

 

大国主大神は正面(南)ではなく横(西)を向いている?

 

八足門でお参りを済ませた後は、左回り(反時計回り)」に順次境内(けいだい)にある殿舎をお参りします。

 

そして忘れてはいけないのが、本殿西側に回り込み、ここからもお参りすること。

 

普通なら本殿正面(南側)からお参りすれば、神様の正面に相対するはずが・・・。なんと大国主大神様、西側を向いていらっしゃるので、横顔しか拝めません。

 

なぜ西側を向いているかというと、その先には稲佐の浜があるからです。

 

稲佐の浜は、旧暦の10月10日(11月中旬)に神迎祭の神事で、御神火が焚かれ、海蛇(竜神のお使い)をお迎えする儀式が行われる場所

 

黒潮に乗り、南方からやってくるセグロウミヘビは、出雲大社だけではなく、出雲周辺の神社でも丁重にお祀りしているとか。

 

高天原の使者が稲佐の浜に剣を突き立て、大国主大神と国譲りの談判をした舞台としても知られています。

 

このため、御本殿の西側にある壁(瑞垣)前にも正面からお参りできるよう、遥拝場が設けられているというわけです。ここからも忘れずにお参りしましょう!

 

素鵞社(そがのやしろ)に参るはずが時間切れ!!

 

実は今回の出雲大社詣で。メインの目的は、本殿の後方にひっそりと祀られている「素鵞社」に詣でること。

 

神話の世界でヤマタノオロチを退治した、素戔嗚尊(すさのおのみこと)が祀られているお社です。

 

素戔嗚尊はヤマタノオロチを退治した後、出雲に住まいを求め「わが心清清し」と述べてこの場所に宮を定めたとか。

 

その地を「清地(すが)」と呼び、「ソガ」となり、素戔嗚尊を祀った社を「ソガジンジャ」と呼ぶようになったのではないかという説があります。

 

そしてこの「素鵞社」にお参りしたかった理由が、歴史の影に葬られた蘇我氏とゆかりがあるのでは?と言われていたからです。

 

歴史では希代の悪役として名高い蘇我氏。最近の研究によると、本当は改革(律令制度の整備)を推し進めた立役者であったこと。でも藤原氏に嵌められ、暗殺され、歴史上から抹殺されたのでは?という疑いが濃くなってきています。

 

そんな蘇我氏とゆかりの深い場所を回ってみたいと思い、お参りするのを楽しみにしていました。

 

さらにここ、出雲大社の中でも最強パワースポットとしても有名なんです。

 

ところが、正式な参道からお参りするために駐車場からわざわざ駅まで戻り、御本殿に詣でたりしてたら、なんと時間切れ!!!

 

素鵞社に参る前に、参拝時間終了となってしまったのでした・・・。

まとめ

まだまだ素戔嗚尊にお参りするには修行が足らないということかもしれません。

皆さんも参拝時間にはくれぐれもお気をつけてお出かけくださいませ。

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