京急蒲田駅の迷宮には観光客の皆さんはご注意を!!複雑な理由3つをご紹介!!

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京浜急行蒲田駅で乗り換えをしたことがある方はご存知だと思います。一部では「蒲田要塞」などと言われる二階建てのプラットホームの、複雑すぎる構造のことを。

「2番線で各駅停車を待っているのに、いつまで経っても電車が来ない」

「気がついたら逆方向の電車に乗って羽田に着いてしまった」――こんな経験がある方も少なくないはずです。

蒲田駅の乗り換えはどうして複雑なのか?

 

その大きな理由は3つあります。

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 京急蒲田駅で「上り」「下り」が変わる電車がある

京浜急行の特徴のひとつは、羽田空港国内線ターミナル駅(以下、羽田空港と略して書かせていただきます)に直通で行ける電車があることです。

以前は乗り換えが必要だった横浜・横須賀・逗子方面からも、乗り換えなしで羽田空港まで行けるようになり、たいへん便利になりました。ですが、これが問題の原因にもなっているのです……。

 

「上り」電車として横浜方面から蒲田駅に着いた羽田空港への電車は、蒲田駅の1番ホーム(下り電車ホーム)か4番ホーム(上り電車ホーム)に着き、そこで今度は羽田空港に向かう「下り」電車になります。

 

このため、4番線で上り電車を待っている人が間違えて羽田行きの下り電車に乗ってしまうというトラブルが続出しているのです。

京急蒲田駅のホームの構造が複雑

http://www.keikyu.co.jp/train-info/kakueki/KK11.html

改札階が1階、上りホームが2階、下りホームが3階。更に羽田方面と横浜・横須賀方面の分岐がある……この構造だけでも特殊なのですが、京急蒲田駅は、それぞれの階のホームに3つの乗り場があるという特殊な構造になっています。

 

「普通、ホームには2つまでしか乗り場が作れないのでは?」と思ってしまうのがあたりまえですが、ホームの片側の端に凹みを作り細長い階段型にして、そこを短い編成の電車専用の乗り場にする「切欠き式ホーム」というものがあります。

 

京急蒲田駅はこの珍しい構造を用いることによって、各階に3つの乗り場を作っています。下りホーム3番線乗り場の横浜側の端に2番線乗り場があり、上りホーム6番線乗り場の横浜側の端に5番線乗り場があるのです。

 

鉄道に詳しい方でも、ここまでの話で「あれ? 変じゃない?」と思う方がいらっしゃるかと思います。「上り6番線乗り場の横浜側の端に5番線乗り場」――これは、切欠き式ホームでも特殊な構造なのです。

 

一般に、切欠き式ホームの短い乗り場は進行方向側に作られます。進行方向と逆の側に作るとどういうことになるか。実際に見てみるとわかります。

 

京急蒲田駅の5番線乗り場を発車した電車は上り方向に進み、すぐに6番線乗り場を通過して品川方面に向かいます。

つまり、6番線に電車が停まっている限り、5番線の電車も動くことができないので、あまり意味がないのです。進行方向と逆の側に乗り場があるのは感覚的にもわかりにくいので、5番線の電車に乗るつもりで間違えて6番線の電車に乗ってしまう方も多いようです。

 

どうしてこんなややこしい構造になっているのでしょう?

 

実はこのあたり、JR東海道線・京浜東北線と京浜急行が並走している区間は開かずの踏切が多く、住民の方々が不便を強いられていることが多いのです。以前は京急蒲田駅の周辺にも開かずの踏切があったので、これを解消するために大改装をしたそうです。

 

ですが、元々JR線と国道15号線に挟まれている狭い場所に、更に羽田方面への需要増大を見越して改装をしたため、こんな複雑な構造になってしまったようです。

 

京急蒲田駅は電車の数が多く、種類・行き先も複雑

ただでさえ構造が複雑な京急蒲田駅ですが、更に、ほぼ終日にわたって平均約1.5分に1本の電車が発着すること、また、その種類・行き先が多岐にわたり複雑であるということもあります。

エアポート快特や快速特急・特急・エアポート急行・普通。それぞれ停まる駅が違いますし、また、京浜急行の待ち合わせは快速特急・特急の通過駅で行われることが多いので、先行する電車に飛び乗ってしまうとかえって時間がかかることが珍しくありません。

 

また、都営地下鉄浅草線、更にはその先で京成電鉄や北総鉄道・芝山鉄道と相互乗り入れをしているので、行き先もさまざまです。

まとめ

ここまでご説明して、ふたつのことをご理解いただけたかと思います。

 

京急蒲田駅の乗り換えは複雑なので要注意ということ。

そして、それはすべて、乗客の方々の利便性や周辺住民の方々に対する配慮の代償であること。

 

京急蒲田駅に行かれたときは、どうかこの話を思い出して、くれぐれもお乗り間違えのないようご注意ください。

そして、万一間違えてしまったときは「これは京浜急行ががんばっている代償なんだな。仕方ない」と、笑って許してあげてください。

 

※上記はすべて、2018年7月現在の情報です。日々改良が重ねられている京急蒲田駅ですから、いずれはもっと便利でわかりやすくなるかもしれません

 

 

 

 

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